「hyper tension with uneasiness」


海岸通ギャラリーCASOで開催されている展示会にお邪魔しました。
何故、お邪魔したかと言いますと、それは 大型インクジェットプリンターに
関係する作品があるから!

プロカメラマン 佐藤ジンさんがHP社製 designjetZ3100を導入し 素敵な作品の
ほぼすべてをZ3100で出力、展示されたのです。
弊社のStaffが導入の際 お世話になっており ご挨拶もかねて オープニングパーティーに
参加させて頂きました^^
初対面でしたが、皆さんアットホームで親切に して頂き 本当に有難うございました。
「何しに来たか?」危うく忘れてしまうところでした^^
最後はちゃっかり弊社の宣伝もさせて頂きました。
大判プリンタの出力に関するコンサルティングや胸につける ネームプレート型LEDの
ご相談 協業などなどございましたら是非是非お声おかけ下さい!

佐藤さんは 今回はグループ展で出品されており 全く違うジャンルの芸術作品が
CASOの天井の高い空間の中贅沢に飾られておりました。
なかなか、関西で大型インクジェットプリンターしかもZ3100を利用した 展示会に
巡り合える事がありません。
実はZ3100は弊社でも活用している 私のお気に入りの大型インクジェット プリンター
なのです。
緊張しながら「何故、HPのZ3100なのか?」などなど佐藤さんに質問をさせて頂きました。
すべて私の想像以上に丁寧に丁寧に答えて頂き また、作品についても
丁寧にご説明して頂きました。

佐藤さんはパンクロックや舞踊など幅広いジャンルで作品を残されてますが
今回は 旅先の写真を 大判プリントされてました。 
プリントし額に入れるのでなく ホッチキスで留め壁一面に並べる。
この並べ方にも物語があるように感じられます。
インドの町並みや人、マレーシアなどこれから町が起こりそうな 場所を
フォーカスされている。
特にインドは富裕層と最貧の生活者が同じ空間にいる不思議な世界。
学生時代、インドをだまされながら旅しましたが どこか憎めない国。
写真にのめりこみご説明を頂きながら仕事を忘れてしまいます^^ 

Z3100は 出力スピードこそ 遅いものの12色 特にブラックは3色あり、
モノクロプリントやグレー階調には 絶大な安心感のあるプリンターです。
佐藤さんの作品にニューヨークの町並みがありましたが モノクロプリントが素敵でした。
RGBで撮ったデータをモニターで見て出力する。
カメラで撮った画像イメージとモニターはキャリブレーションすれば 
割合 イメージに近いものになる(ような気がする) ここから先、イメージに近いものを出
力するのが大変なのである…^^
特に様々なメディアで出力する場合… そこで、大判プリンタ初の分光測光器「Eye-OneR」
テクノロジー内蔵が活躍するのである!
自動的に測色出来るのは 使い手としては 素晴らしく「楽」で助かる機能。
何百ものパッチを手動で読み込むには時間と忍耐が必要である。
今現在、Z3100はマイナーチェンジしZ3200となったがマゼンダのインクが変わった点のみ
で本体機能に大幅な違いはない。
詳しくはHPのWebページをご確認下さい!

さてさて、佐藤さんのグループ展 「hyper tension with uneasiness」は
9月22日から10月4日まで開催されております。
是非是非 足を延ばしてみて下さい!大阪 本町から中央線で10分ほど。近い。
海遊館にも近く 素敵な会場です。 作品は挑発的で格好いい!
関西弁で「どうや!考えるよりも感じろ!」とも語りかけてくるようです。
とにかく、気持ちの良い作品と空間です。