「SIGN EXPO 2009」 訪問しました

先日、大阪ATCホールにて開催された「SIGN EXPO 2009」を訪問してまいりました。
「こんな時こそ、新たな情報交流を」と不況にもかかわらず、
多数のSIGN関係の企業が参加されていました。

会場は大まかにプリンターのハード、ソフト、メディアなど出力関係と
LED、照明などの広告関係にわかれており、おもに出力関係を中心に見て回りました。

やはりSIGN関係に強い溶剤系の大型プリンターの本体、素材が中心でしたが、
最近の流れとして、環境にやさしく臭いのすくないラテックスでプリントされたもの
[HP DJ L 65500使用 (株)大同 様、 (株)ミケランジェロ 様]や、
植物由来成分インクを使用したものなど[ValuJet (株)MUTO 様]があり、
いままでの溶剤の臭いが強い、体に悪いといった
イメージがくつがえるものが出展されていました。

その他、最新の3Dプリンターが目を引きました。
3Dと一言に言っても、視覚的に3Dに見えるものから、実際にレリーフ、看板など
立体物を作成できるものまで、従来のプリンターでは想像も付かないもので
使い方次第でさまざまな可能性が広がりそうです。

メディアではユニークなものとして、床用メディアでアスファルトに
直接貼れるもの[屋外路面シート サンコー企画(株)様]、ガラスに簡単に貼り付けられる物
熱転写で、布製のかばんや、スニーカーに貼り付けられる物[セルカム(株)様 ]など
こちらも従来のメディアの枠を超えたものが多数ありました。

全体として、LEDパネル[桜井(株)様 等]に見られる使用電力の節約や、防火認定など
低コストで環境に配慮されたものが、これから業界のキーとなりそうです。